平成15年度秋の講座「落語っこ」<二つ目>
とき:2003年10月4日(土)  時間:14:00~16:00
会場:到津市民福祉センター
 「落語っこ」の第2回講座の
 タイトルは「二つ目」です。
 
 今日は特別講師として
 「噺の会じゅげむ」から
 洋酒家巧駆さんが
 京都から来てくれました。

 今回は「リビング北九州」(タウン誌)にも
 案内を載せていただきましたので
 約20人とたくさんの方に
 来ていただきました。
 

 「二つ目」の講座は洋酒家巧駆さんが
 
 上方落語の「子ほめ」を披露してくれました。
 
 皆さん上方落語を聞くのは
 初めての方が多く、
 巧駆さんの関西弁の落語を
 楽しく、熱心に聞いていました。
  今日のテーマでもあります
 「落語いろいろ」は
 江戸落語と上方落語の違いを
 実演を交えて
 小粒さんから説明がありました。
 ここでやっと小粒さん登場ですね。
 
 上方落語だけで使われる物に
 「見台と膝隠し」があります。
 見台は場面展開で、膝隠しは着物の裾が
 乱れたとき隠すために使われます。
 
 もうひとつのテーマ「扇子と手拭い」は
 江戸落語、上方落語どちらでも使う
 噺家の小道具です。
 扇子はキセルや徳利に
 手拭いは手紙などとして使います。
 上方落語には噺の合間に
 「鳴り物」が入る噺があります。

 にぎやかに騒いでいる時や
 歩いている時などに
 三味線、鐘、太鼓で噺を盛り上げます。
 
 あまり得意ではないと言っていましたが
 巧駆さんには
 「横笛」も披露してもらいました。

 何でもこなせる巧駆さんでした。
 ここで、講座に参加している方にも
 巧駆さんの三味線で登場して
 小噺を演って頂きました。
 
 トップで登場の「南小路欣也」さんは
 とても上手で
 すぐにでも高座に上がれそうでした。

 高座返しをしていただきました。
 
 他の方々もカミ・シモをつけて
 上手に小噺を演っていただきました。
 
 今日の講座は
 ほとんど巧駆さんに実演をしてもらって
 本当にお気楽な小粒さんでした。
 
 次回、第3回目は「真打ち」です。
 落語っこの締めとして、
 どんな講座になるのか楽しみですね。
 
 小粒さんの落語は聞けるのでしょうか?
 
 今日初めて落語っこに
 参加をしていただいた
 あゆみさんも加わって
 小粒邸で打ち上げです。
 
 巧駆さん明日も、
 「さんさん亭」よろしくお願いします。
 


  
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